2020年の入賞作品が決定しました!
応募総数 27点 優秀賞 3点 入選 5点
今年は、新型コロナウィルス感染拡大に伴う特別警戒警報発令の中、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
なお、審査員は、平戸市在住の写真家 浜崎さわこ様にお願いしました。
【優秀賞 春部門】
「バランス」 撮影者:友廣清一郎 様(佐世保市)
シーソーのバランスが1対2でとれている正に秤の原理を思い出させるシーンでした。
〈審査員コメント〉
とても楽しそうに、はじける笑顔。見ているこちらも幸せになる素晴らしいショットです。シーソーがちょうどバランスを保っているところで浮遊感が表現されており、広角レンズによる情景の取り入れ方も良い。
【優秀賞 春部門】
「春爛漫」 撮影者:小川美喜男 様(佐世保市)
〈審査員コメント〉
深みのある色調によって、この場の臨場感が出ている。画面のほとんどを満開最盛の桜が埋めつくす中、駆け抜ける少年の姿やゆっくり散歩する人々が配分よく納まり、まさに春満喫の作品となった。
【優秀賞 冬部門】
「冬の花火」 撮影者:川崎信義 様(佐世保市)
花火が上がるのを当日の午後知り、あわてて撮影に出かけたが、どこで打ち上げられるのか判らず場所設定が難しかった。
〈審査員コメント〉
まるで木に咲いた花火。
これまで沢山の花火写真を見てきた中で、初めて見るような捉え方で新鮮に感じる。
無駄のないフレーミングで、木と花火の組み合わせを最良の形でまとめられている。
【入選 春部門】
「春日和」 撮影者:川崎信義 様(佐世保市)
春を強調するためハイコントラストで焼いてみた。
〈審査員コメント〉
なんといってもユニークな構図にひかれて選出の一枚となった。作者は春らしさを演出するためハイコントラストにプリントしたとコメントされているが、この点においては過剰になっている。結果、色調が単純になり、作品のグレード感が引かれてしまった。
選者としては、少しレタッチのアドバイスをしたいところ。
【入選 春部門】
「春の平戸田平公園」 撮影者:矢津充浩 様(佐世保市)
平戸田平公園で楽しく遊ぶ子供たちの春の休日の様子を撮影したものです。
〈審査員コメント〉
子どもたち皆の生き生きした表情がそろって、なごやかな気持ちにしてくれる。
公園の遊具を囲んで、上手な配置だと思う。
砂場の光の反射が、下から顔を明るく照らす効果になっていて、温かみのある写真になっている。
【入選 春部門】
「コロナ禍のサクラ」 撮影者:重富厚司 様(平戸市)
サクラの季節はあっという間です。
早く大きく、たくましく育ってください。
〈審査員コメント〉
作品を見ると「コロナ禍」のイメージではないが、サクラ満開のひと枝に子どもが目を向けている様子は、いかにも春そのもの。
背景の取り入れ方を含めて、上手な構成だ。欲を申せば子どもの服に明るい色のポイントを加えられたらさらに良かった。
【入選 冬部門】
「つばきと雲のモニュメント」 撮影者:岩佐恵美子 様(大阪府)
展望台にのぼった時に見えたつばきと雲のコラボレーション。思わず笑顔になりました。
〈審査員コメント〉
展望台の一部分を切り取りシンプルにまとめることで、造形を活かした撮り方をされている。画面構成に何が必要か心得ておられ、雲をモニュメントで挟むところでシャッターを決め、すっきりした印象が好ましい。
【入選 光のフェスタ部門】
「公園の夕暮れ」 撮影者:金子善憲 様(佐世保市)
夕方のイルミネーションが美しい。
〈審査員コメント〉
毎年クリスマスシーズンは美しいイルミネーションが広域に飾られるが。2020年はコロナ禍のために、残念ながら小規模に。
医療関係者を励ます意味の青い光がモニュメントを照らしている。
夕焼がオレンジ色に残る時に撮影されてたシーンが良いと思った。